Skip to main content
General Manager, International
Tags: Maintenance , SDN
Date: January 29, 2015

SDNがサードパーティー・メンテナンスへの扉を開く

昨年も様々な流行が一年のうちに現れては消えていったが、2015年が始まったばかりの今は、バズフレーズのうち生き残るもの、消えるもの、そしてIT業界にとって価値ある真の資産となりうるものを見極めることが重要だ。

その中でも、SDN(Software-Defined Network)に引き続き感心が集まることは確実だといえる。 現在、多くの市場関係者が、SDNにおける覇権の獲得と第一人者としての座を目指し、さらにはSDNの定義を少しでも有利にするべく競争を続けている。  その状況は業界のビッグネームが最上級の不動産の所有権を口々に主張し始めたかのようだ。  シスコやブロケードのような企業では、事業がハードウェアに特化したSDN向けソリューションに大きく依存しており、全体の売上や収益のうちネットワークの更新による売上が多くを占めているため、この動きは大きな脅威となっている。

そこで、SDNの進む方向を占う代わりに、ここではその現状について考えてみよう。  現在のところSDNを巡る動きはごく一部の範囲に限られており、グーグルのようなIT業界の巨大なリーダー企業を対象としたものに過ぎない。その他の大企業が具体的な問題としてSDNに直面するのはしばらく先になるだろう。  現在の市場は次のような状況であり、これは大企業・中小企業のどちらにも当てはまる。

  • 規模が小さく動きの速い新興企業は、閉鎖的エコシステムであるハードウェア特化型ソリューションを忌避し、サービスとアプリケーションによる運用を行っている。
  • これが意味するのは、  自社にとってのSDNの意味を顧客がよく理解していないということである。SDNは難しいし全体的な状況もまだ見えてこないと顧客は考えている。

SDNが発展段階のどの位置にあるかを念頭に置きつつ、顧客が期待しうるSDNのメリットを考慮すると、顧客には賢明さと現実主義的対応が求められる。自分が何を更新しようとしているかをよく見極めなければならない。だが、それ以上に重要なのは更新する理由だ。

  • 慣習的・定型的な更新は可能な限り避ける
  • サードパーティー・メンテナンスを活用し、更新の場所と対象の決定に関する主体性を取り戻す
  • 使用中の設備がビジネス・ニーズに合っているならば、現在の移行期が終わるまで使い続ける。

現在は大規模な更新を行うのに適した時期ではない。これから2年後にはSDNの状況が整理され、アップグレードによりSDNがもたらすメリットも明確になっている可能性がある。

Share this article