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Director, Products and Services - APAC
Date: 2018/03/14(水) - 20:06

80-20の法則:すぐできる節約の方法を見つけてITイノベーションプロジェクトに資金を提供

80-20 Rule

現代の非常に活動的で流動的なビジネス環境では、組織は絶えず競合他社よりも優位に立つための努力を重ねています。また企業はデジタルトランスフォーメーションこそが、現代のデジタル中心のビジネス環境で自らの組織を差別化し、他社より先を行くために必要とされる重大な要であることを、ますます認識するようになっています。

資金調達のイノベーション

課題をつきつめれば、多くの場合、新しい革新的イニシアティブを推進するために不可欠なリソースの入手になります。予算が大幅に減る一方で、増え続けるITインフラストラクチャを同じ数の社員で維持しなければならないプレッシャーに常時さらされている状況では、現状を改善しようという試みも、ほとんどが最初から資金も時間も足りず失敗する運命にあります。

このような落とし穴にはまるのを避けるために、始める前に適切なリソースを蓄えることが、企業には必須となります。IT予算が変わらない、または減っていく状況に直面しながら、組織がイノベーションを支援するのに利用できる1つの戦略として、「80-20の法則」を挙げることができます。その中心となるのは、運用にほとんど、またはまったく影響を与えずに解除できるハードウェアのアップグレードおよびメンテナンス契約を識別し、そこで節約できた資金を新しいプロジェクトやシステムに提供して、生産性や収益などの重要な指標に大きな変化をもたらすことです。

慎重に計画すれば、既存の予算の20パーセント(あるいはそれ以上)を解放し、新しいプロジェクトに回すことが可能になります。このようにして準備が整ったIT部門は、その後バイモーダルのITアプローチに方向転換して、予算の残り80%で既存のシステムを管理しながら、同時にイノベーションに向けた新たなイニシアティブを立ち上げることができます。

成功への道

80-20の法則に予算の増額は必要ありませんが、最初に組織の損益計算を担当する予算執行権限者を説得して、プロジェクトへの取り組みを決定することが非常に重要です。次に、ITのステークホルダーとの技術的な話し合いを進める推進派を指名します。この人物は、既存のシステムの運用を任されているエンジニアとITチームが、適切にその不安を払拭できるようにします。

解放できるリソースを識別する際に大切なのは、組織がITインフラストラクチャを単一のレンズを通して見るのをやめることです。ひとつにまとめて見てしまうのではなく、ネットワーク、サーバー、ストレージ環境など、コンポーネントを分離し、どのインフラストラクチャをメンテナンスでき、どのインフラストラクチャにアップグレードが必要かを判別しやすくします。

成功の確率を高めるために、企業はまず簡単に成果を得られるコスト削減にターゲットを絞ることができます。通常これに当てはまるのは、ネットワークのアクセスレイヤ、ネットワークエッジ上の機器、データセンターなどです。最初の2つのコンポーネントのロードレベルは通常フラットで、 第三者保守/サードパーティメンテナンスに切り替えられますが、新世代のサーバーはより高い仮想化密度をサポートでき、より少ない数のラックに収まる場合があります。

念入りに計画を立てる

成功するためにはインフラストラクチャ全体にわたる詳細な理解が不可欠で、秩序立った分析を通して情報を入手しなければならないことは言うまでもありません。カーバチュアではClearViewを信頼しており、これは組織内のすべての資産をホリスティックに把握して表示し、カーバチュアが開発した明確な質問を利用して、すばやく効果的に、すべてのハードウェアコンポーネントおよび依存関係を識別します。

自分たちが所有しているインフラストラクチャの全体像を把握することで、組織はメーカーが定義したEOL(サポート終了)後も利用できる既存の機器を、すばやく見分けられるようになります。もちろんすべてのコンポーネントを保持できるわけではなく、ソフトウェアサポートがなければ問題が生じる可能性がある状況もあります。ただし、ほとんどの機器メーカーは機器のEOLよりずっと前にソフトウェアのアップデートをリリースするのをやめているため、ソフトウェアのアップデートを入手できないことは多くの人が考えているほどの障害にはなりません。

従来型のサーバーでさえ、デプロイの目的に応じてアップグレードが保証されている場合とそうでない場合があります。新世代の機器は、CAPEX(設備投資)の額に応じた相対的なパフォーマンスレベル向上を実現することもしないこともあり、Wi-Fiインフラなどのその他の機器は、まだしばらくは要件を満たし続けることもあります。

実質的な利益を手に入れる

1憶米ドル相当のCiscoネットワーキングハードウェアを持つ、あるグローバルFSIは、昨年このアプローチを通して既存のハードウェアが目的を満たすことを確認し、4,200万ドルのハードウェアリフレッシュを回避しました。ベンダーが先導するロードマップではなく自社のビジネス上のニーズに応じて決めたITロードマップに沿って進むことにより、この企業は予測通り3年間で4,800万ドルの節約を順調に進めており、同時に25カ国でエンタープライズグレードのサービスレベル契約を確保しています。

もちろん、旧体質に逆らおうとする組織は、より多くのハードウェアを売る既得権を持つ機器メーカーから大きな抵抗を受ける可能性があり、そのようなメーカーは先行きの不安と恐怖を呼び起こすよう作られたシナリオを提示してくるでしょう。けれども、機器の分析とサードパーティメンテナンスの厳密なプロセスを経て達成したITコスト削減が、成功しない理由はありません。
重要な点として、企業には必要性の高いITイノベーションプロジェクトを試して実施する財政的余裕が生まれ、それはこの方法をとらなければ当面実施できないはずのものでした。

 

 

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