メインコンテンツに移動

10憶の節約は10億の利益と同じ

Billion Saved

私は先ごろ開催された Data Centre World Asia 2017 において、IT予算が減り続けている現在の状況では、より少ないものでより多くのことをする必要があると話しました。急速なデジタル化によって、CIOは社内ステークホルダーの先頭に立ち、顧客経験を管理し、レガシーインフラストラクチャと格闘しなければならず、それと同時に新たなイニシアティブと、イノベーションによる将来の保証も提供する必要があります。

では、どのようにしてそれを実行するのでしょうか? もちろん、簡単なことではありません。

私は、最大の課題を解決するには基本に立ち戻る必要があると、固く信じています。ITインフラストラクチャは、私たちのビジネスを先へ先へと進め続けるための土台です。健康と同じように、人は問題が生じるまで、あるいは改善しなければならない理由に気づくまで、その土台について考えようとしません。

IT資産には、決して逃れられないコストがかかります。まるでハロウィーンの恐怖 のように、アップグレードとリフレッシュのサイクルに閉じ込められています——フランケンシュタインか何かの怪物のように、メンテナンス、交換、ボルト締めの修理に追われます。そしてそのプロセスは実行され、反復されます。まさにフランケンシュタインのように、皆さんはITインフラストラクチャの命を永らえさせられるだけで大満足なのです!

私たちはいつも将来を予測できるとは限りませんが、歴史から学び、そうした「恋はデジャ・ブ( Groundhog Day-)」を彷彿とさせるような技術の悪夢から抜け出すことができます。10年さかのぼって実験をしてみましょう。ある会社が従来の道筋をたどり続けると何が起き、その会社が別の道筋を選んだ場合にはどうなるのかを見ていきます。

実験:従来の道筋

今は2007年です。

従来の道筋では、ミドルウェア、データベース、サーバー、ストレージなどにわたる大量のさまざまなハードウェアソリューションに出費します(はっきり言ってしまえば、散財です)。

シナリオ:世界各地に計2,500人の社員を擁し、自社のプレゼンスを強化したいと考えています。典型的な組織の場合、従来のITインフラストラクチャの平均的な内訳によると、コストはおよそ2,315,074ドルです。

中規模から大規模の企業は2007年に、ITインフラストラクチャのサポートサービスに対して合計で640憶ドルを支出しました。現在の仕事を維持するためだけのものに対する代価としては、かなりの大金です。

実験:別の道筋

では、別の道筋ではどうでしょうか? 2007年にさかのぼってやり直すことができるとしたら、安定資産を20パーセントから80パーセントに変更します。

すなわち、インフラストラクチャの20パーセントについては、会社のイノベーションに役立つ最新・最高のものに予算を費やすということになります。しかし、資産の残り80パーセントについては、独立メンテナンスサポートを利用して3年ごとにリフレッシュを行うこととし、これにより、資産の寿命を10年にまで伸ばすことができます。

これは道理にかなっています。少なくとも資産の半分についてはサポート契約の更新が不要になり(反対にメーカー側は私たちに機器を購入してほしいと考えています)、セキュリティと脆弱性のパッチは公的に入手可能です。

実際、バグと特性は通常、リリース後3年以内に解決します。5年が経過すると、ほとんどのメーカーは滅多にアップデートを発表しません。カーバチュアでは数年前に調査を実施し、企業がどれだけの頻度でインフラストラクチャのパッチを実施したかを質問したところ、アップデートがあったときには必ず実施したという回答でした。しかし、製品のリリース後わずか5年で、ソフトウェアのアップデートはなくなるというのが通例です。

この場合も、メーカーが私たちに新しい製品を買ってほしいと考えているからです。

結果:別の道筋vs.従来の道筋

chart

結果は一目瞭然です。別の道筋に従って サードパーディー保守 を利用すれば、以下のものをなくすことができます。

  • ダウンタイム(コスト+人件費)
  • 破棄と置換の必要性(新しいテクノロジーへの対応で煩わしさや学習曲線と格闘することになります)
  • 新しいアーキテクチャ設計の必要
  • 新しい製品のバグ – 望んでいる機能ではありません

最終的には、安定とイノベーション、そしてそのバランスをいかにしてとるかという話です。これは、私のチームや私個人の単なる主張というに留まらないものです。技術ランドスケープを概観する調査会社が、企業は現在のビジネスの必要性に基づいてさまざまなアップグレードの適切な実施時期に関する総合的な計画を立て、それを毎年見直すべきであると推奨しているのです。

この調査会社では、そうしたアプローチによって予算の柔軟性が増すとしています。また、このアプローチは、会社のイノベーションを維持するものに対する投資を最適化し、その時期を調整するうえでも役立ちます。まさにこれが、現在、アジア太平洋地域全域のFSIから製造に至るあらゆる業界でお客様が採用している戦略であり、私が実際に目にしている現状です。

これこそ、今、私が情熱を傾けて取り組んでいるもの、必要のないものに費用はかけないということです。皆様のお考えを、私のチームにお聞かせください。

Questions? Comments?

Talk to our team of expert engineers, product managers, and technicians by emailing us at experts@curvature.com